「自分にOKを出せていますか?」
「自分にOKをだせてますか?」
これはヨガのレッスンで言われた言葉です。
ヨガの精神世界はまだまだ初心者でよくは知りません。
でも体を鍛えることで心も強くなるというか、体力の余裕が気持ちの余裕を生むことを実感しているこの頃。
そんなときに「自分にOK出せてますか?」という問いかけは妙に考えさせられました。
自分を甘やかすとかではない気がするのですが、ありのままの自分。
自分の中の自分が嫌だな...と思ってしまう部分。
そんな部分も含めて認めてあげられているかな?と。
それは容易なことではありません。
つい「ああすればよかった」「ああ言えば良かった」「言わなきゃよかった」なんて考えてちょこちょこ自分を否定してしまいます。
でも「それが自分」と開き直るのでもなく、認めて許してあげて次のステップへ進むのは中々難しいものです。
秋晴れの空を見つめながら考えてみました。
仕事は結果が大切、でも人生はそうでもない?!
仕事をしているとどうしても結果重視の考え方をしてしまいます。
お給料をいただく以上、全力で結果を出すのは当然のことでもあります。
失敗もするし、後悔もするし、怒られたり、怒ったり...
実際仕事というのは大昔で言えばダイレクトに命に関わる狩猟だったり、採取だったりするわけです。
なので本能でそういう風にできているのかもしれませんね。
まして責任ある立場になって、部下がいたりするとより一層狩りへの本能と成功率アップの思考が強まります。
それを無意識に安らぎであるはずの家の中に持ち込むと、だんだんと歯車が狂い始めます。
今は狩猟対象がとても複雑なので、より切り離しにくいのかもしれません。
小さな日々の結果にとらわれすぎていると、大きな目的を見失ってしまうことが多々あります。
本当は安らぎにあふれた家にしたいのに、掃除ができなかった、洗濯物ができていない、そんな小さなことに引っ掻かってしまいイライラしたり。
その空気を伝染させてさらに落ち込むなんてことも。
でも本来なら、「そんな時もあるよ~」と笑い飛ばせるくらいのことなはずなのに。
「安らぎにあふれた家」という最終目標を見失い、小さな目の前の結果を否定して「安らぎのない家」を作り出してしまっている自分に気が付くことすらない。
そんな事態になってはいませんか??
日々の小さな狩りは仕事で、自分の人生の大きな目的は大きな流れの中で考える
仕事と自分の人生の目標というか夢。
それを違うものだとはっきり認識することで、ついつい引きずりがちな小さな結果を出すことの繰り返しの仕事の習慣と自分への評価を切り離すことができるのではないかと思います。
まずは繰り返し、その二つが別物であることを自分自身に理解させることから始めたいと思います。
疲れて昼寝をしてしまった休日。
洗濯物たまっていてもいいのです。
愛すべき人と自分が幸せならいいじゃない。
ピリピリしたり、ため息ついたりしていると相手も心が心配で曇ったりしてしまいます。
だらけてもいい。
「そんな日もいいじゃない♪」
心の底から自分にOKを出せる瞬間って本当に気持ちがいいものです。
本当の意味で「今自分にOK出せたな」と感じれる瞬間って中々ないですが、気持ちがいいものです。
その小さな瞬間を少しずつ積み上げて行けたらと思っています。