大好きな作家 森瑤子さん
中高生のときほとんど読みつくした大好きな作家 森瑤子さん。
学部は違うけれど、大学の先輩でもあるので大学受かったときはなんかうれしかったです。
とっても素敵な世界を描いていて、エッセイなどでファッションや身の回りのことを書かれているのも素敵なものばかりです。
小説の中にはたくさんのおいしそうな料理が出てきます。
ハスの葉で包んだおこわとか、海の水でゆでたパスタとか、子供心にドキドキして読んでました。
そんな森さんの本の中から私の定番メニューになったのが「オイルサーディン丼」です。
材料はオイルサーディン、醤油、あさつき、ごはん だけ
ご本人も超簡単でしかも大人気と書かれています。
素敵なのが、「物足りないぐらいの量にし、そしておかわりを求められても絶対に断る。」という姿勢です。
人の物足りなさも調味料ってことなんですね。
男心をつかむためには?!ってことでしょうか。
ドキドキします(笑)
材料は2人分でオイルサーディン1缶、醤油、浅葱(または小ねぎ)、アツアツごはんだけ。
初めて作ったときは、森さんに近づいたような気がしてうれしかったのを覚えています。
そして本当に美味しかったので、自分の定番になりました。
サーディン丼の作り方
ねぎは緑色であれば比較的なんでもいいかな、と思います。
今回は庭のチャイブを使用します♪
では作ってみますが、ご飯を忘れずに炊いておきましょう!
ご飯を炊いている間につくります♪
1、ねぎを小口切りに刻みます。(チャイブは細いので長めにカットしてみました。)
2、フライパンを熱して、オイルサーディンを投入します。
この時、ものすごーく油が跳ねるのでくれぐれもやけどには注意してくださいね(*_*)
3、片面が焼けてきたら返して焼きます。
この時、身が柔らかく崩れやすいものもあるのでそ~っとやさしくしてあげます。
4、美味しそうな焼き色がついてきたら、お醤油をジャーっとまわしかけて火を止めます。
5、アツアツごはんの上に、きれいに並べてフライパンに残ったオイルもまわしかけます。
6、ねぎを散らして完成!!
混ぜながらいただきます。
おいし~!!
缶詰の魅力 再発見!
この料理を作ると、缶詰の魅力を再認識します。
沖縄に暮らしていたとき、離島だったので新鮮なお肉や魚は中々買えません。
お魚も新鮮なものが食べたければ自分で釣るしかありません。
お肉はもちろん冷凍。
時々、ご近所さんが何かのお祝いに鶏やら山羊をしめてふるまってくれましたがそれくらい。
そんな中、このメニューは缶詰なのに贅沢な味で食べるたびに幸せな気分にしてくれました。
大人数の時は、オイルサーディンを崩してごはんに混ぜて大皿で出しても好評でした。
なので我が家の缶詰コーナーにはトマト缶とアンチョビに並び、定番のストックになっています。
自分も簡単でおしゃれな缶詰料理を考案できたらな~と思いますが、いまだ思いつきません(笑)
おまけのレシピ集がついてました♪
缶詰の袋を開けると、こんなレシピ集がついてました♪
意外といろいろ楽しめることがわかったので、挑戦してみようかと思います!
実は最近は新しいことに挑戦するようにしています。
人生一度きり!楽しく食べて、笑って、時には失敗もまたいいものです。
缶詰も使いこなせれば、楽ちんかつ素敵な食卓がつくれるかな?と思うのでいろいろ挑戦してみようと思います。
まあ失敗の連続だとは思いますが、失敗を楽しめる広い心をもって頑張ります♪