便利な道具 ほうき
すっかり春めいてきました♪
家の近くではアゲハチョウがふわふわと優雅に飛んでいます。
お掃除も気持ちのいい季節になってきました。
さて本題です。
ここ2~3年、ほうきを見直しています。
というのは、長らく「素敵なほうき」に意識が向かず、持っているものといえば玄関用の事務的なほうきでした。
あとは仕事机の上を掃く100円ショップのほうきと塵取り。
でもね...見た目がね...と思い続けてきました。
そんなある日、雑誌で「白木屋伝兵衛」さんのほうきと「はりみ」と呼ばれる塵取りを拝見しました。
塵取りって先端の出来が悪いとごみがきれいに取れなくて、叫びたくなります(笑)
でも、和紙で作られたしなやかな「はりみ」ならなんだか使いやすそう。
そう考えた私は迷うこと3か月。
えいっと自分にご褒美と思いおこづかいで買いました(^^)v
大正解だったと思っています。
階段掃除はほうきが1番
我が家は少し変わった造りになっています。
その昔お寿司屋さんだったそうです。
その二階部分の宴会場として使われていたところを改装してあります。
なので玄関で靴を脱ぐと、すぐに階段があります。
その階段が無駄に広く、しかも急!
とても掃除機でなんてお掃除できません。
そこで気になったらほうきで上から順にささっと掃きます。
身軽で手軽でとってもいいです。
手に取りやすい場所にかけておくのがポイント
「わざわざほうきを出す」ような所にしまってはもともこもないので、我が家はディスプレー代わりにほうきをかけています。
白木屋さんのほうきとはりみは非常に美しいので、飾っておいてもいいです。
以前は場所が決まらず、掃除用具が集まった場所に一緒にかけていましたが、すぐに「見えない&手に取れない」では使わなくなってしまうことがわかりました。
なので、デザインにこだわって、ディスプレーにもなるほうきを選んでいます。
白木屋さんのほうきとはりみです。
階段を上がってすぐの扉を入ったところの本棚の横にかけています。
こちらはフェアトレードショップで購入した(フィリピンだったかな?)扇形のほうき。
先端が思いのほか柔らかく、細かいのでパソコンや細かい隙間、ブラインドのホコリを払うのに使います。
壁面のディスプレーも兼ねて、飾っています。
すぐに使えて、帰る場所が決まっている。
それがパートナーにもわかりやすいようで、ちょこちょこ使ってはきちんと片づけてくれます(^^)v
こちらは以前、銀座の松屋さんでクラフトマンのイベントに行ったときに買いました。
九州にお住いの、サンタクロースのようなお髭の素敵な紳士の手作りです。
塵取りは買うつもりなかったんですが、その方が説明してくださり、しかも手に取ったら先端の造りがものすごくぴたっとしていて感動したので衝動買い。
定位置は下駄箱の横の壁です。
もったいない気もしますが、下駄箱掃除は苦手なのでこの素敵なほうきさんに手伝ってもらっています。
高機能な道具は美しい
機能性のよく考えられた手仕事の道具は、見た目も非常に美しいものが多いように思います。
機能を考え、工夫する人の心と手が生みだすモノは生き生きとしていて暮らしに花を添えてくれるように感じます。
そういうモノづくりの心を感じさせてくれる道具に囲まれていると、心が穏やかになります。
たくさんは買えないけれど、せっかく持つなら素敵なものがいいなと思います。
次はどんな素敵なものに出会えるんでしょうか。
それを楽しみに日々の仕事を頑張りたいと思います!