山梨県の伝統工芸品 スズ竹細工のかご

スズ竹 説明書表紙

 

山梨県の伝統工芸品 スズ竹細工のざるを買いました!

 

知る人ぞ知る、富士山麓に自生するスズ竹で作られる山梨の伝統工芸品、スズ竹ざるです。
私はNHKの今日の料理の本で紹介されているのを見て知りました。

スズ竹細工 説明書

こちらの紙にあるように、富士山の2合目から3合目に自生するスズ竹を使って作られます。
水切れもよく、かごの内側が竹の表面のつるつるした面なので汚れも落ちやすく、衛生的です。

前回は米とぎざるの大と小を購入したので、今回はお蕎麦などを盛れるようなざるを買いました!

 

作者によって編地の印象が違う

 

スズ竹ざる

1点、1点手作りなので、作家の方によって表情が違います。
今回、緻密で丁寧な仕事だな~と選んだら、全部同じ方の作でした。

お値段はというますと...
すごく安いと思ってしまう...
写真の大きい立ち上がりのあるざるで、2700円。
安すぎませんか?と思ってしまいます。
でも、高いと買えないので有難いです。
材料を採取、準備、編み、とすべて手作業で行うので1日に2~3個しか作れないそうです。

現在もこうして作り続けている方がいらっしゃるのは、とっても素敵なことですね。
大事に大事に、そしてよく使いたいと思います。

 

スズ竹細工を買うならここ! かつやま道の駅

 

かつやま道の駅 看板

河口湖のほとりにある、「かつやま道の駅」。
スズ竹細工はここのお店で買うことができます。
山梨に住んでいても、中々お目にかかれないスズ竹細工ですが、ここ勝山は多くの作り手さんがいらっしゃるそうです。
レジの方が、「ほかにはほとんどおいてないんですよ。ここは特別♪」とおっしゃってました。
家から1時間もかからないのでたまに行く河口湖。

初めて行ったときに、スズ竹細工だ!と興奮して米とぎざるを2個買って以来、何度か見には行ってました。
中々これは!と思えるものに出会えませんでしたが、今回は平たいざるなども数多く出ていて買ってしまいました(^_^;)

ふと思ったんですが、こういう品物って農閑期に作られるから春先とかに行くと品ぞろえがいいのかな?と思いました。
ちなみにここかつやま道の駅の向かいは、湖のほとりが広い芝生の広場になっていてとっても気持ちがいい場所です。

 

あめ色になるのを楽しみに♪

 

まだ買ったばかりなので、きれいな緑色です。
使って行くうちに、だんだんと緑から薄茶色になり、きっと素敵なあめ色になってくれることでしょう。
そんな日を夢に見ながら、このざるたちに何を受け止めてもらおうか、楽しみたいと思います♪

スズ竹 浅ざる 横

このざるは、立ち上がりがあるのでフルーツなどを盛りつけても、パンなどをがさっと入れても絵になる気がします。
夏野菜や、今時期なら山菜や竹のこも似合いそうです♪

 

スズ竹 平ざる 大

この大き目の平たいざるは、野菜を洗ったりしたときに乗せたり、お鍋の具材を盛りつけたりしたら良さそうです。
茹でた青菜を広げておくのにも重宝しそう♪

 

スズ竹 平ざる 小

この直径20cmほどのざるはもちろん、麺用です!
ずっとずっと、お蕎麦やおうどん、つけ麺の麺を素敵に盛れてかつ衛生的な素敵なものはないかしら?と探していたので、見た瞬間、「これだ!」と思い即決してしまいました。
多めに欲しかったけれど、そこは我慢。
買いに行く楽しみを残しておきました。

日本には沢山の素晴らしい手仕事が、まだまだありますね。
素敵な手仕事を生活の中で感じられることは、自分にとって大切な心の栄養になっています。

どこへ行っても沢山のものにあふれる現代ですが、素敵な手仕事を選んで大事にしたいと思います♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です