農薬は使いたくない
地元鎌倉は緑がたくさんあり、虫や蛇、狸にリスなどたくさんの生き物がいました。
そんな環境で育ったせいか、虫も平気です。
ミミズもつかめます(笑)
だからなのか、自然環境のサイクルを不自然な形で曲げるのは好きではありません。
高校生の時にレイチェル・カーソンの本を読み、化学薬品の怖さを感じたこともそう感じる理由の一かもしれません。
農業などのビジネスとして大量の収穫を上げる必要があるわけでもないので、庭には薬を使いたくないな~と思っています。
ですが、せっかく育てるならちゃんと収穫したい!とも欲張りの私は思います。
そんな私の教科書をご紹介します。
プランター野菜の有機栽培の教科書
NHK趣味の園芸 やさいの時間 「有機栽培もOK!プランター菜園のすべて」 木村正典著
この本は、昨年の秋ごろに本屋さんで見つけました。
ゴーヤ歴はすでに6~7年になり、そろそろ他の実がなるものを育ててみたいな~と考え始めてました。
ゆくゆくは畑を持ちたい!と思っていますが、今できるのはベランダでの日照条件などの限られた環境でのプランター栽培です。
この本は初心者でもできるように、基本から書いてあるという条件を見事クリアーした本だと思っています。
まずは、土の基本から書いてあります。
有機栽培を目指す場合の土の配合比率や説明がしっかり書いてあります。
元々ハーブの土は赤玉土、牛糞堆肥、腐葉土を使用して作ってきました。
特に失敗もなくハーブはちゃんと育っていました。
ですが、野菜用の土は未知の領域だったので非常に勉強になりました。
そのほかにも有機肥料の配合方法なども書かれています。
バッドグノアと発酵油粕を混ぜて作る実もの野菜の肥料、原肥として土にすきこむ肥料なども丁寧に説明されています。
よくわからなくても本にしたがってやればできるようになっていますので、初心者にはもってこいです。
ゴーヤは比較的強くて育てやすいですが、気を使う野菜も多いことを知りました。
今のところ我が家のトマト君はこの本の通りに育てていますが順調です。
プランター栽培での支柱の立て方も丁寧に解説
この本の中でも関心したのが、支柱の立て方の種類や立て方がとっても丁寧に掲載されていることです。
これは野菜作りだけでなく、つる性の植物が好きな私には大変勉強になりました。
全部で6種類の支柱の立て方が丁寧に乗っています。
特におおっ!と思ったのがミニトマトの放任栽培の支柱の立て方です。
我が家は処分時のことも考えて、竹の支柱に麻のひもで支柱を立てようと計画中です。
支柱も目立つので自分の好みに合わせて素材や立て方を変えればいいんだなと勉強になりました。
野菜の種類がたくさん載ってる
野菜の種類も豊富に出ています。
実もの、葉もの、豆類、ハーブ、根菜類、珍しいものはこんにゃく芋とか穀類でしょうか。
ヒエやアワなども載っています。
読みこなして色々挑戦したいです。
道具や気候に合わせた注意も丁寧に解説
必要な道具や、苗の育て方から気候に合わせた注意点、害虫や病気についても出ています。
丁寧にカラー写真付きで説明が載っているので見ていて楽しいです♪
そして一番グッときたのが、「最適期でなくても野菜は育つ!家庭菜園では「まずは育ててみよう」という姿勢が大事!」と書かれていたことです。
そんなおおらかな方が書かれた本なら大丈夫!と思ったものでした。
「気楽に取り組んで平気だよ」と言ってもらえた気がして、発芽がそろわなかったりとのトラブルも「まあ家庭菜園だし。経験だよね♪」と気楽に考えることができています。
基本は種からということもこの本が気に入ったところです。
種から育てるとそれはもう愛着が湧きます♪
かわいいわが子についた悪い虫も取るのが楽しくなります。
初心者向けに丁寧に書かれた本なので、初めて野菜を育ててみたいと思っている方には本当におすすめの本だと思います!
暇があると眺めて、何を育ててみようかな?と考えるのが楽しみの1つです♪
挑戦したいものはたくさんありますが、欲張らないようにまずはトマトをしっかり育てようと思います♪