無駄に広いベランダ
以前も書きましたが、我が家のベランダ?というか一階の倉庫の屋上部分が無駄に広い。
しかも西側なので、ものすごく西日がきつい(-_-;)
床面や壁面が触れないくらい熱くなるので、まずはただの鉄の格子のフェンスを木の板で覆い、塀を作りました。
これが昨年の夏。
塀ができてからは床を木で作っていました。
すのこの板だけを購入し、塗装して隙間の狭いすのこを作り並べて床にするという何とも気が長い仕事でした。
ちなみにパートナーはインドア派なので手伝いは期待できません(>_<)
一人でこつこつやってきました。
幅3m×長さ10mのスペースの木の床をほぼ完成させました!
この間約8か月。
そして土をいじったりするスペースは掃除が楽な床にしようと考えて、タイル張りに決定!
インターネットで在庫限りのイタリア製テラコッタ風?!タイルを計算して購入しておきました。
無計画にタイルだけ購入しておいたので、今まで放置(^_^;)
でもやっと貼り始めました!
インスタントセメントでタイル貼り
タイルの貼り方を調べると、実に様々な方法や素材が出ていて結局のところ何が一番いいの?って悩んでしまいました。
近所のホームセンターに行っても、タイル用の接着剤はほんの少ししか入ってなくて高いし、買えません。
なので動画やネットのタイル貼りのページを歩き回ること2週間。
悩んでも仕方ないから、とりあえず手に入りやすいインスタントセメントで試してみようと思いました。
とりあえず1袋購入して、試してみたら意外とあっさり大丈夫な感じでほっとしました。
写真でもわかるように、もともとの床はシリコンか何かのグレーの塗装がしてあるんです。
それがいかにも工場の屋上って雰囲気で、いやだな~と思ってました。
違う色に塗装も楽でよかったんですが、質感があまり良くないのでタイルに決定しました。
タイルも売り切り品だったので随分安く買えたと思います。
下準備が大事なタイル貼り
何事もそうですが、道具や下地の準備と作業工程のイメージトレーニングはとても大事です。
特にセメントなど、時間制限がある素材は作業手順をしっかり頭に入れておかないと大変なことになります。
あと直線や水平が大切な場合はガイドをしっかりしておきます。
セメントの説明書をよく読み、決定した道具一式です。
セメントを作るバット、水を量る計量カップ、ウエス(いらない布)、接着剤用くしべら(これしか手に入らなかったので)、秤、ゴムハンマー、使い古した劇落ちくんの布巾(床面をきれいにするのに使いました)、そして日曜大工用接着剤入りセメントです。
写真に入れ忘れましたがバケツも必須です。
あとゴム手袋!
くれぐれも素手でセメントを触りませんように。
強アルカリで肌がぼろぼろになります。
4㎏入りのインスタントセメントですが、慣れないこととタイルを貼る時間を考えて1回に2kgを使用することに決めました。
なので秤がありますが、これが正解でした。
慣れないセメントを平らに敷いたり、その上にタイルをきれいに並べたりと時間が思ったよりかかったからです。
セメントとタイルをしっかり圧着
タイルを敷いたら、手で押さえて動かないようにしながらゴムハンマーで圧着するようにたたきます。
この時タイルとタイルの間から空気が飛び出してセメントが飛びますので要注意です。
ウエスなどをかぶせておいてもいいでしょう。
はみ出したところをきれいにふき取り、段ボールや新聞紙をかぶせて乾燥しすぎないようにして乾かします。
初めて知りましたが、セメントは固まるときに乾燥しすぎると割れの原因になるそうです。
打ち水等をして、約30時間で固まるそうです。
最近は山梨も雨続きですが、初めてタイルを貼った日はものすごくいいお天気。
直射日光はダメなのに、当たっていたので段ボールでしっかりガードして、さらにその段ボールの上から水をじゃばじゃばかけておきました。
特に割れや剥がれは今のところありません。
気温が高すぎたり凍結したりするとセメント部分が割れたりするらしいので真夏と真冬にどうなるかな...とちょっと不安なところではありますが、「自分でやったぞ!」ってことが大事かなと、なるようになるでしょうと気楽に構えています。
全部バリバリ剥がれたらそれはショックですけどね(^_^;)
タイルってどうやって切るの? 屋外用タイルの切り方
そう、買ったタイルのサイズから全く切らずにぴったりなんて無理ですよね。
しかも外用のタイルは内装用の薄い表面がガラス質になっているタイルとは違ってかなりがっちり目です。
私が購入したものは非常に密な印象で、しかもかなり焼しめてある硬いものでした。
柱のところなど、L字に切らなくてはならい箇所もあり悩みました。
調べたらやはり、ディスクグラインダーが主流のようです。
プロの映像は湿式のディスクグラインダーとかでしたけど、そんなものはありません。
なので普通の乾式のディスクグラインダーを使います。
鉄鋼用の刃は持っているんですが、タイル用ってのは持っていませんでした。
なので、鉄用で試したんですが全くダメ((+_+))
色々検索したら、ダイヤモンドの刃とか高ーいのがキレ味良さそうではあったんですが、1枚5000円近くするので使うのに勇気がいります。
結局購入してみたのは、1枚158円の石材用ディスク。
タイルのヘリは多いですがばっちり切れました!
ただ粉塵がものすごく出るし、肺にも悪そうなので換気をしっかりしながら防塵マスクと防塵メガネは必須でした。
ちなみに粉塵で髪の毛もぱさぱさになるので、手ぬぐいなどを巻いておくとなお良いです。
何度もやるのが嫌だったので、ある程度まとめて切ったんですが、防塵マスクしていても肺が苦しい感じがしました。
みなさんやるときはくれぐれも気を付けてくださいね。
意外と簡単なタイル貼り
慣れてしまえばささっとできるので、そこまで苦ではなくなりました。
タイルの面積がじわじわ増えていくのは、何とも満たされます。
朝早く起きれた日は、1時間ほどタイル貼りをしてから出勤したりしています。
最近は湿気が沢山あるので、乾きすぎも心配いらないし、梅雨明けまでには貼り終わりたいな~と思っています!(^^)!
タイル貼りが終わらないと、気になって気になってほかのことができないので何とか明日も早起きしたいと思います!!