フルーツを煮る日々
本格的に山梨はフルーツ三昧の季節に突入。
沢山の種類の美味しい果物が出回りますが、それぞれの旬は実はとても短いのです。
なので一番おいしい時を逃さずに瓶に閉じ込めるために、せっせとジャムやシロップ煮を作っています。
ブルーベリーはそのまま実が重ならないように冷凍保存バックに入れて凍らせてもいいですね。
マフィンやパンケーキを焼くときに凍ったまま入れて焼けば、美味しいブルーベリーマフィンやパンケーキが食べられます。
でも冷凍庫のスペースには限りがありますので、日持ちのするジャムにすることが1番多いかな。
朝計量して砂糖を果実と合わせて冷蔵庫に入れて、帰宅後ジャムにしてビンごと煮沸消毒して、翌朝冷めた瓶を取り出してラベルを貼って完成、という流れです。
夜ジャムを煮ると必ず思い出すのが、平松洋子さんの「夜中にジャムを煮る」という本のタイトルです。
なんとなくその心地よさが伝わってくるようなタイトルですね。
今が旬のブルーべりでジャム作り
最近意識しているせいか、ブルーベリーの品種が気になるこの頃。
それぞれの品種ごとにジャムにして食べ比べなんていうのも楽しいかもしれないな~と思います。
とっても贅沢な楽しみになりそうです。
ブルーベリーも品種によって旬が違います。
一番おいしい時期を研究したいものです。
今回はデューク、バークレイのミックスジャムです。
材料は以下の通り。
ブルーベリー
グラニュー糖(ブルーベリーの重量の50%)
好みでレモン汁(酸味の少ないブルーベリーの時は入れることがあります)
まずはブルーベリーを丁寧に洗います。
計量して重量の50%のグラニュー糖と合わせて3時間~半日くらいおき、砂糖がしっとりしてくるのを待ちます。
ブルーベリーは皮がしっかりしているので、あまり水分が出てこないのでお水大匙2~3を足してすぐに煮てしまっても大丈夫です。
砂糖がしっとりしたらお鍋に移し、煮ていきます。
強火で煮ますが、決してなべ底から火が出ないように注意します。
あくが出てきたらすくい取ります。
ブルーベリーは特に冷めると1段と固くなるのでゆるめかな?くらいで止めておきます。
煮沸消毒した瓶に詰め、しっかり蓋をします。
3か月程度の保存だったら瓶をさかさまにして脱気するのみでOK。
半年以上を考えるならビンごとお鍋に入れ、蓋に水がかぶるように水を入れ火にかけ沸騰させます。
沸騰したらそのまま10分沸かしたままにし、火を止め水が完全に冷めるまでそのままにします。
水が完全に冷めたら消毒完了です。
ジャムの使い道
ジャムはもちろんパンにつけても美味しい。
チーズと合わせておつまみにも美味。
アメリカに住んでいた時は、クランベリーやベリーのソースのお肉料理をいただいたことがあります。
好き嫌いはわかれそうですが、私には新鮮で楽しかったです。
最近は暑さのせいもあって、冷たいデザートが欲しくなることが増えました。
市販のアイスはカロリー高そうだし、重いものが多いので爽やかな冷たいデザートづくりにジャムを使っていこうと計画中です。
フローズンヨーグルトにブルーベリージャムを混ぜてマーブルにしたらきっと素敵な色になりますね。
寒くなった紅茶にジャムを入れてロシアンティーにしてもいいし、ホットワインに入れてもいいかな~と今から楽しみにしています。
今年は特にフルーツ熱が高まっているので、しばらくジャムを煮る日々は続きそうです。