お弁当作りのテンションを上げる!!お弁当箱の紹介

春の行楽弁当

お弁当作りのテンションアップ!!

お弁当作りは毎日のことなので、乗るときも乗らない時もありますよね。

乗らない時に作ったお弁当を開けて、さらに落ちるなんてこともあります(笑)
最近は落ち込むってことをなるべく回避して、楽しく過ごしたい!!と思っています。
では乗らない日はどうするのか??
結論は、「お弁当箱を素敵なものにする」です。

素敵なお弁当箱は見た目up力が高い!!

私は工芸分野の人間なので、手作りなものが好きです。

思いのほか見た目up力が高かったお弁当箱を紹介します!

 

漆のお弁当箱 その1 漆の二段重

 

お弁当箱 赤 2段

学生時代の同級生、彼は私と同期入学そして休学も同じ時期にしたので一緒の卒業でした。
そんな彼の修了制作のお弁当箱を一目ぼれで購入!
素材はろくろでひいた(木工用旋盤をろくろといいます。陶芸のろくろと原理は同じです。)木に漆を塗ったものです。

お弁当箱 赤 中

かれこれ7年になりますが見ての通りきれいです。
当時のお値段で1万8千円くらいだったでしょうか。
木地も自分で作って、蓋には変形防止に内側に麻布が漆でしっかり塗りこまれています。
漆も貴重な国産漆を使用しているので、お買い得だったと今でも思います。

その後パートナーの就職祝いに購入したのが ↓ のお弁当箱です。

 

お弁当箱 茶

 

お弁当箱 茶の中

漆のお弁当箱 その2 憧れの井川メンパ

 

井川メンパ

 

次は”井川メンパ”のお弁当箱です。
これは古ーいドキュメンタリー番組の再放送で見て以来、ずっと憧れていたお弁当箱です。
「欲しいなー」と強く思っていたのが伝わったのでしょうか?
学生の頃、母方の祖母が「死ぬ前に1度乗ってみたい電車があるから、一緒に来て!!」と頼まれ行ったのが静岡の大井川鉄道というトロッコ列車。その終着駅のさらに山奥の宿を予約し、祖母と母と私で行きました。
宿の方の車に揺られる道すがら「井川メンパ」の大きな看板が!!
でも祖母も疲れてるしと、その場で言い出せずにいました。
宿について宿のおばちゃんに話すと、「明日列車が早いから今行きましょう。」となんと生産者の方のお宅へGo!!
今では井川でメンパを作られている方はたった一人。海野さん(うんのさん)という方です。
井川メンパと呼ばれるものはあるそうですが、みなさん山をおりて生活されているそうです。
おばあちゃんが「本当は予約でつまってるのよね~」と話しながらも、「これとこれならいいよ」と言ってくれたので迷わず購入。
それが写真のお弁当箱です(^^)v

井川メンパ 中

見ての通り、曲げわっぱのお弁当箱にがっちりと漆が塗られた、山で働く人のための頑丈なお弁当箱です。
たき火で熱した石を、メンパに入れたお水にいれてお味噌汁を作ったといわれています。
漆がはげたりしたら海野さんにお願いすれば直していただけるそうです。

井川メンパ 刻印底にはこうして海野さんの刻印が入っています。
漆は紫外線にあたると、だんだんと透明感が増します。
購入した当初より、はっきりと読むことができるようになりました。
宿のおばちゃんは「若いのにかわっってるね~。そういうのが好きなの??」と不思議そうでしたが私はもう大満足!
お弁当作りのテンションが上がりまくりました!(^^)!

漆は意外と管理が楽♪

上記のお弁当箱は2種とも、漆が塗ってあるので木地そのままのわっぱのお弁当箱よりも管理が楽なように私は思います。
漆っていうと敷居が高そうですが、注意点は二つだけ。
やわらかいスポンジなどで優しく洗うこと(洗剤は普通の食器洗い洗剤でOK)、そして洗ったら優しく布巾でしっかり拭くこと。
この二つだけです。
水分が残っているとカルキのシミがついてしまいますが、それさえ気を付ければ大丈夫。
表面がツルツルに研いである蒔絵のものとかはもっと気を使いますが、日常使いの漆は簡単です。

中身は普通でも、見た目が10倍素敵な気がする・・・

それでは恥ずかしながら、私のお弁当写真をUPします!

お弁当 ご飯

お弁当 おかず

お弁当箱にものすごく助けられているのがわかります(笑)
中身はいたって普通。
卵料理の黄色がお弁当箱の赤い色と合わさって素敵に見えます!
赤がすでにあるので、あとは黄色と緑があればいいので助かります。
緑のものが、茶色っぽくなっても卵があれば何とかなります。
赤いお弁当箱って想像したことなかったけれど
このお弁当箱を手に入れてから、その力強さったらありません。
自信を持って「バーンっ!!」と蓋をあけれます(笑)

春の味弁当
そしておいしそうだと食欲&やる気が湧きます。
私は食べることが好きなので、おいしく楽しく食べれると
午後の仕事のやる気もUPします。
(社会人として食べ物に左右されるのもいかがなものと思いつつ・・・)

結論!お弁当箱も彩の1つと考える

 

そう、中身はいたって普通でもお弁当箱の力で魅力が倍増♪
なのでお弁当箱は、清水の舞台から飛び降りるつもりで買います(笑)
おいしく楽しく食べるには、普段食卓で盛り付けやお皿に気を使うのと同様に
入れ物も大事ってことを強く感じた漆のお弁当箱でした。
日々の管理のしやすさと、自分の感性をフルで使って選んだ私のベストなお弁当箱です!
隅っこも洗いやすい、
汚れも漆の膜があるので落ちやすい、
におい移りもほとんどない、
冷めてもご飯がおいしい!といいことづくめの漆のお弁当箱です!
ちょっとした気遣いでお昼タイムが10倍楽しくなる。
そんなお弁当箱の紹介でした(^^)v

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