ざるとボールは必需品
どこのご家庭にもざるとボールは存在していますよね。
でもその分、本当に悩みの深~い道具だなと思います。
私も長年不満を抱きつつ、我慢して使うというなんともストレスのたまる日々を過ごしてきました。
しかもそうそう壊れるものでもないので、一度買ってしまったら長く付き合わなくてはならないので、選ぶのにも気合いが必要です。
パートナーと暮らし始めてから、両者の一人暮らしの道具が合わさり、何ともバランスの悪いキッチン道具の集合体ができました。
ざるもね...学生時代に買ったものなのでわっかちゃいるけど不満だらけでした。
金属だから壊れないし、でもなんか使いにくくて...ってずっと思ってました。
ボールも何とも味気ない、事務的なものを使っていました。
問題解決の糸口は自分の不満!
そう、自分がボールやざるの何が不満かがわかると納得のいくものに出会いやすくなります。
私はざるの洗いにくさと、ふちの部分にたまる汚れと、ふちの乾きにくさが何とも不満でした。
ボールは底のカーブがよく作るものと合わないので使いずらかったこと。
人数が増えたのである程度の容量が欲しかくなったこと。
そしてやはり、デザインが見ていて嫌じゃないものということも大事な要素です。
それぞれの問題を解決するべく、調理器具を扱うお店をさまよい歩きました。
雑誌の特集をみたり、料理研究家のエッセイや特集を読んだり、いろいろしました。
そしてだんだんとイメージができてきて、自分の調理のスタイルに必要な大きさ、数、機能を考えました。
そう簡単には見つからない?!お気に入りの道具
キッチンの道具は、本当に毎日毎日繰り返し手に取る道具です。
ちょっとでも気になることがあると、日々がつらくなります。
なので真剣に悩みに悩み、購入しました。
購入するのに結局それぞれ1年以上悩んだ気がします。
我が家のメインメンバー 柳宗理のボールとラ・バーゼのざる
まずはボール。
デザインと大きさで柳宗理氏のボールに軍配が上がりました。
ラ・バーゼさんのボールも非常にデザイン性が高かったのですが、エッジの処理がシャープ過ぎたことと厚いステンレスを使っているので若干重い気がしました。
なのでボールは、柳宗理のボールです。
ざるはラ・バーゼが勝利!
柳宗理のパンチングストレーナーもさんざん考えましたが、水切れがラバーゼより悪い気がしたのです。
私は金属工芸をやっていますが、水分って意外と表面張力があってどうなんだろう...と悩みました。
掃除のしやすさは柳宗理だけど、本来のざるの機能の高さはラ・バーゼの方が優勢。
ラ・バーゼのざるはとっても頑丈で淵のところもデザイン性や使いやすさがよく考えられていると思います。
しいて言えば、やはり淵の隙間がお掃除できないのが気になりますが、よくある断面が丸い縁取りとは違って水切れもよさそうなので大丈夫かと思っています。
使ってみて心配していた乾きや水切れも非常に良くて、ざるはこれからもラ・バーゼを愛用していこうと思っています。
写真でもわかるように、網の部分や細部の作りが非常に美しいのがラ・バーゼのざるです。
脚の作りも非常に美しく機能的ですよ。
あると便利 パイレックスのガラスボール
こちらはデザインというより、機能重視で選択したものです。
金属だと電子レンジには入れることができません。
でもガラスなら入ります。
お菓子作りの時、バターをすこーしやわらかくしたいときなどもボールごとレンジに入れられます。
煮物や炊きこみご飯もレンジで作れます。
村上祥子さんや栗原はるみさんの本にも沢山の電子レンジレシピがあります。
手早くぱぱっとしたいときに、やっぱり便利な電子レンジ。
ガラスのボールは、私の中で電子レンジとセットな道具なのです。
メンバーがそろうと調理が楽に楽しく♪
ここまで揃うのにかれこれ4~5年はかかったでしょうか。
今のところ安定したメンバーになっていると思います♪
家族の人数や、食べ物の好み、調理の癖によって必要で使いやすい道具というものは変わってくると思います。
我が家も何か変化があれば、メンバー交代!なんてこともあるかもしれません。
キッチンの道具は自分の行動や調理の方法にしっくりくるものがあると、料理が数倍楽になります。
そうすると楽しむ余裕も生まれてくるので、これからもあきらめずに追求していこうと思います。
次はフライ返しかな~。
目下の悩みの種はフライ返しだったりします。
いつかこれだ!というものに出会えることを夢見て、前向きにさまよいつづけます!