貴重な果実! フレッシュな杏であんずジャムを手作り!(^^)!

なでしこ

南アルプス市JAこま野との出会い♪

 

山梨も梅雨入りし、毎日毎日雨が降り続いています。
アジサイが元気に雨に打たれる姿が美しいです。

先週、仕事の研修で南アルプス市へ行った時のこと。
大きな道路両脇に、さくらんぼ農家さんがずら~っとありました。
さくらんぼの木にたわわに実る真っ赤なさくらんぼが車から見えました。
道の終わりにはJAこま野の看板が見えたのです。

先週初物のさくらんぼをいただき、もうそんな季節か~と思っていたところでした。
仕事中だったので寄り道はできませんでしたが、行ってみようと心に留めておきました。

調べてみるとJAこま野の直売所は夏季(4~9月)は朝の8時30分から営業とありました。
金曜の夜に、朝一番で行くことを決意しベットに入りました。

神奈川の友人たちにさくらんぼを送るために、さくらんぼを探すというのが今回の目的でした。

8時半過ぎに到着。
まだ開店準備中?と思うような雰囲気。
でも雨でひと気が無いだけでした。

 

JAこま野はさくらんぼの海!!!

 

そうなんです。
私は人生で生まれて初めてあんなに大量のさくらんぼを1度に見ました(笑)
赤い宝石がずらーっと棚に並んでいて、こんなにあるのー!!と驚きました。
南アルプス市はさくらんぼの産地だったんですね。

ウキウキしながら見て回りました。
送る用のさくらんぼを物色していると、お店のはしっこの棚の端に見慣れない果物が...

ありましたー!
長年求め続けた生のあんずです!!

 

生のあんずはとっても貴重

 

生のあんず!

 

そう、杏は市場価値があまり高くないのか中々生のものが出回りません。
フルーツ王国の山梨でもほとんど見かけません。
しかも期間がものすごく短い杏。

長野に行けば手に入るかな?と考えていたくらい、私は生のあんずに出会いたかったのです。

なぜなら...生のあんずであんずジャムが作りたかったから
買った杏ジャムはいまいちなことが多いし、ドライのあんずは苦手。
生のあんずで作ったフレッシュなジャムが食べたい!と長い間夢見てきました。

思わず杏がある~と盛り上がっていたら、JAのおばちゃんが「懐かしいわね~、杏なんて。昨日から出始めたのよ」と教えてくれました!
最高のタイミングだったってことですね。
さくらんぼとあんずの時期が一緒なのがわかり、頭にしっかりインプットしました!

 

さっそくジャムにします!

 

杏ジャムは普通のジャムとちょっと違った方法で作ります。
まず杏をきれいに洗い、半分に割って種を除きます。
切り口にグラニュー糖を付けて(分量外)600Wのレンジで2分半、裏返して2分半
果汁は別の容器に入れて取っておきます♪

杏の果汁
オーブンの天板に切り口を上にしてならべ、100℃のオーブンで1時間半~2時間 セミドライの状態にします。

オーブンへ!

 

セミドライ
そのセミドライのあんずと取り分けたあんずの果汁の総重量の50%のグラニュー糖を量ります。
あんずの果汁をなべに入れ、お砂糖を加え火にかけます。
砂糖が溶けて果汁が沸いてきたら、果肉を加え煮詰めます。
火はなべ底から出ないくらいの強火で。
あくが出てきたら丁寧にすくいます。

 

杏ジャム完成!

 

 

大体半量くらいに煮詰まってきたら完成!
量や、硬さは好みでOK。
今回私はゆるめで止めました。

煮沸消毒した瓶に入れて、逆さにして脱気します♪

 

脱気中

 

フレッシュ杏ジャムはすごく美味しい!!

 

杏ジャム

 

イメージしていた通り、フレッシュな杏ジャムは爽やかな香りと酸味がものすごく美味しい!(^^)!
市販のアプリコットジャムには無い、何ともいえない爽やかな香り。
そして色も透き通るようなオレンジ。
宝石みたいな色です。
焼き立てスコーンがあれば最高!と考えてよだれが止まらなくなりました。
余裕が無くてスコーンまでは作れませんでしたが(笑)

2瓶できたので大事に大事にいただこうと思います。
思わぬ週末のプレゼントに大大大大大満足の私でした!(^^)!

 

 

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